クイズ番組が不幸を呼ぶ

最近のテレビ番組はクイズ番組ばかりらしい。

 

僕はほとんどテレビを見ないからテレビや芸能界に関してはちんぷんかんぷんなのだが、弟が愚痴を言っていのが聴こえてきた。

 

ちょっと観てみると、東大なんとかと言ってクイズ番組をやっている。

 

ああいったものをみていると、かわいそうになってくる。

 

この時代、コンピュータがある。なのに調べるとすぐにわかる事柄をがんばって暗記しているということが、みてとれる。

 

よくない。「人間の頭の良さ」というコモンが、クイズ番組で形成されるとなると、ちょっとまずい気がする。

 

ますます生きづらい社会だなあと思う。

 

僕のような社会不適合者からすると、テレビの音といい、あれがコモンとして受け入れられるといい、はやく死んでしまいたいと感じてしまうのである。

 

博多青松高校に3年間通ってみて感じたこと・思ったこと 1

2021初の記事。わーい。ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。

 

意味不明な前置きはさておき、私は博多青松高等学校の定時制に通ってた*1んですが、本記事を含めて3回に分けて3年間通って何をみたか、何を感じたか、何を考えたかを書いていこうと思います。

 

最初に断っておきますが、この記事は「博多青松に入学しよう!(ステマ風)」だとか「これこれの人にとってこの高校は良いと思います!(自分の決断を肯定したがる風)」だとかではないのでご安心を。私の感じたことなどを素直に書き綴って、いまから入学する中学生、あるいは高校生、社会人のために残しておきます。ですので「通ってた人の経験なんて見るのはつまんなーい、高校の良さと悪さだけ教えて!」のようなひとはお帰りください。

 

筆を執る理由は単純に、博多青松に入学したことは後悔していないが、学校生活に後悔しているから。自分のような人がへるといいなあという思いと、これから入学する人のためを考えてです。青松は青松祭(一般に文化祭と言われる)も一般公開はされておらず、内部を隠す傾向が強いので。

 

まとめ

ちょっといきなりまとめを箇条書きで、だしてみる。まとめ以降はその根拠とかを書く。

 - 変人が多い

- いわゆる普通*2の人も一定数いる

- 普通科がおすすめ

- 一部 or 二部がおすすめ

- 高校に点在する闇の部分がそれぞれ深淵

- グローバル人材育成プログラムはディレッタント向けか

- 偏差値はたぶん低い。ただ偏差値60、70越えしてる人は少数だがいる

- 自分から解決しなきゃ何も解決しない

- 準・社会の縮図

- 勉強ともう一つができなければ校内では認められない

 

私について書いていきます。

入学前

中学校のときは休みがちだった。学校では常に疎外感を感じていた。中2くらいから精神科に行きはじめた。なんとか、投薬はなしで済んだ*3。正直にいうと「もう今すぐにでも人類滅べ♡」状態だった。朝は起きられなかったし、夜は眠れなかった。ご飯もろくに食べられなかった。

 

中3の夏頃くらいから、流石に勉強しなければまずいということで、少しずつ勉強をはじめた。学校、どうしようかなあと迷っていたところを中学の先生*4から勧められたことがきっかけ。ここの高校、いいのかなあと思いながら、ネットで検索。公式のページと、クチコミをみる感じ、なんだか良さそう。体験入学へ。体験入学は4人で行った。クラスの変わり者2人と、休みがちだった僕ともう一人。行って感じたことは、退屈な高校だということ。施設もあんまり豪華じゃない*5し、体験授業で「ジブリまっくろくろすけは本当に存在するか」みたいな話で、もうちょっと物理の話をやるのかなあと思っていたから幻滅した。こんな感じの高校なの?みたいになった。ちなみに、変わり者二人は他の高校に入学した。

 

そんな感じで体験入学は終わった。あまり良い印象は持てなかった。ただ、体験入学のときにかわいい女の子が数人いたので、入学したら女の子と遊びまくったろ〜と思い気合が入った。(結果論)

 

なんだかんだで入学を決めてから*6、勉強には真剣に取りかかった。僕は中学校の授業だとか宿題だとかはほとんどやってなかったしやる気にもなれなかったから、福岡県高校入試の過去問だけ解いた。過去問は5回以上は繰り返したと思う。

 

お受験

前期について書きます。

受験は2回あります。一回めが小論文と面接。2回目が普通の試験と面接。

 

一回めは落ちました。はい。一回めは普通に落ちます。一回めは普通に落ちます。一回めは普通に落ちます。一回めは普通に落ちます。大事なことなので繰り返しました。一回めで受かる人の基準はいまだに全く分かりません。「できる人間」が一回めで取られるわけではないようです。参考までに言っておくと、集団面接なんですが、そのときにめちゃくちゃ良い感じに面接をキメテル人がいました。その人は一回めで受かったようです。

 

僕は一回めのとき審査員の感情に訴えかけることにあえなく失敗したので二回めはちゃんと感情に訴えました。*7まあテストも程よくできた感触は得られました。そんなこんなで第一志望の二部普通科に受かっちゃいました。

 

倍率は確か0.2くらいの差で一部が高かったような記憶がしてます。はっきりと覚えてません。朝が苦手だったのと、時間帯が真ん中だから一部と三部、どちらにも対応できて時間割を組みやすそうだなと思ったことが二部の志望を決めました。中学時代はWebプログラミングなどを嗜んでいた僕ですが、情報科学科はやってることのレベル低そうだと考えて普通科にしました。

 

実際、基本的には時間割を組みやすかったのですが、数学のなかでも主に国公立理系を目指す方々が取る授業は朝に行われることが多いので、ちょっと時間的にきつかった。朝が苦手でも数学三とかの授業が始まる前に朝に強くなる練習をしていると、良いと思います。

 

ぼくの周りが偏ってるだけかもしれませんが、一部に優秀な人が多いイメージは持ってます。国公立理系は「朝が苦手だから」という理由で朝起きれなくて良いわけではないので、はじめから生活リズムを朝型に合わせる必要のある一部に入ることをおすすめしておきます。ただ、一部の人は三部の人をあんまり知らない、というか普通は授業で被らないので、幅広くたくさんの人と交流したいとかだと、二部がいいのかも。

 

大体2000文字を超えたので、ここらにしておきます。次回は入学後の1、2年生を書きます。次次回で3年生と、全体の締めくくりを書きます。気合を出したいところです。たぶん、更新は気分が乗ったらということで、先になります。ではでは。

 

*1:いま2月なので正確にはまだ卒業していませんが、授業がもう終了しているので過去形で統一しておきます

*2:ぼくはあんまり普通だとか正常だとかいう言い方が嫌いなんですが、分かりやすさを優先します。

*3:今思うと、優秀な医者に診てもらえて幸運だった。

*4:中3の頃の先生は本当に良い先生で、今でも心から尊敬している。

*5:公立なので、それはそう。

*6:当時の僕にとって、青松は嫌いだったが最適解だと感じていた。まあ、あれ、恋人が恋人を嫌いになって仲直りしたりする感じの。

*7:嘘を言ったとは言ってないです。審査員の感情を揺さぶるような話し方をしただけ。

キョーの学び #1

今日はこれを拝読した。

ipsj.ixsq.nii.ac.jp

 

retoroactive privacyという言葉を初めて知った。

retroactive privacy とはデー タがある一定期間経過すると他人やひいてはメッセージの やり取りをしていた人でさえもデータにアクセスできなく なるという性質のことである. 

 という意味らしい。このような概念の存在は知っていたが、、

 

この論文は「秘密分散」と「ブロックチェイン技術」を用いてretoroactive privacyをもっとセキュアにやろうではないかといったものである。

 

もうちょっと詳しく書く。

背景

retoroactive privacyを実現するうえでは、

- クライアントに削除予定のデータがある場合は端末がオフラインになる可能性がある。

- Trusted Partyがいた場合は指定時刻に削除しなかったりする場合や、検閲が可能である。

 

そして秘密分散を実現するうえでは、

- 以前に提案されていたもの(Vanish)はシビルアタックが可能である。

- シビルアタックを解消したものとしてEphPubがあるが、ノードに強い信頼を要求し、非中央集権ではない。

 

のような背景がある。 (と書かれていた。Vanishとかに関しては今度たぶん、ちゃんと読む。)

 

提案手法

ブロックチェイン*1公開鍵暗号基盤として使用している。競争に勝ってブロックの追加権を得ることができた者は、ブロックに自分の公開鍵の情報をぶち込むらしい。

 

たぶん、計算力を元にして信頼するかどうかを判断することで、シビルアタックが防げるという考えに基づくものである。

 

メッセージの送信者はブロックを取得して、使うノードをランダムに選ぶ。そして、そのノードに鍵を分散保存する。

 

疑問

1. 仮定についての疑問

暗号化に使った鍵 はシェアに分割され, ブロックチェーンネットワーク上の ノードに安全な通信によって送られる. 鍵を預けるのに単 一のサーバーを使わず, ブロックチェーンのノードを用いるのでユーザーが必要とする信頼は分散され, 単一障害点 ともならない.

本当に?

まあでも、論文中ではブロックを追加した人がhonestであるという仮定がある

本研究で提案する手法において送信者は SPV クライアン トとしての機能を有する. SPV クライアントとはフルノー ドのように全てのチェーンをダウンロードせず, ブロック のヘッダーのみをダウンロードするようなクライアント である. SPV クライアントは honest のハッシュパワーが 常に攻撃者に勝っていることを仮定している. つまり, SPV クライアントは最長のチェーンの歴史が常に正しい ということを暗に信頼していることになり, 例えブロック の内容が無効なものであっても正しいチェーンとみなして しまう. したがって送信者は常にブロックチェーンネット ワークから正しいチェーンのヘッダーを受け取ることがで きるという仮定が必要になる.

から、一応、成り立っている*2。でも仮定、おかしくないか?計算能力があってブロックを追加できたとしても、そいつが正直で全く悪意のないノードとは限らないのではないか。悪意持ってるやつも計算力たくさん持ってる可能性は十分にありえる。だから、「計算能力持ってる=信頼にたりる」と安直に等号成立させてはダメだと思う。

 

2. 

インセンティブ設計のなさ

 

インセンティブについて、全く記述がなされていない。本来であれば、パブリックなP2Pネットワークにおいてはインセンティブを考えることが普通ではないのか。この研究の種別は「基礎研究」なのだろうか。「応用研究」の部類に入るのであれば、インセンティブの考慮/設計はすべきである。そうでないと、誰もネットワークに参加しないから。

 

感想

- Dos攻撃を緩和させる対策としてPieceWorkのような方法があると初めて知った。(PieceWorkに美しさを感じた)

- ブロックチェインを公開鍵暗号基盤として利用するのは斬新だと思った。一方でインセンティブが考慮されてなかったり、ブロックチェインである必要性の記述が欲しいなあと思った。

 

チェインである必要はないよね、、、?信頼性を上げるには、ネットワークに参加して、ハッシュパワーを証明したらいいだけだよね。。。「『計算能力持ってる=信頼にたりる』の仮定ヨクワカラナイ」というのが本音であるが。

 

 

嬉しかったのは、最後の

今後の課題として, シェアを受け取ったノードが第三者 にシェアを渡さないような仕組みを考える必要がある. し かし, データを第三者に渡さないことを強制するのは非常 に難しい. したがってシェアを第三者に渡す場合に何らか のペナルティーをノードに対して与える仕組みを考えるこ とが最も自然であるだろう.

の部分である。筆者はこれの解決策を含んだ論文を既に書いている。だから、なんか嬉しかった。「自分が考えてた問題が、こんなところにも問題として出てきてたんだ」といった感じだ。

 

全体としては、けっこう読みやすかった。東大生の書いた文章だからかな?ただ、ン?となる箇所があったので、記事にしてみた。

 

無学の高校生からこんな疑問を呈される東大生ってどんな気持ちなんだろうとか思うけど。また暇なときに何か書きます。

 

暗号を学ぶとき、さらっと流せるような本はこれがベストです(これまで色々な暗号の本を読んできましたが)ので紹介しておきます。

amzn.to

 

*1:計算能力があれば...とか、BitcoinCoreとか言ってるから、想定している合意形成アルゴリズムはPoWか?

*2:実際のところ、honestの定義がなされていないので不明ではあるが、honestを「マジで悪意がカンペキにないノード」として話を進める。